ここ数日は、京都御所で桃と桜が同時に美しく咲いています。
今が見頃です!!
御所の蛤御門から入ってすぐのところに、梅園と桃園が隣り合わせにあり、梅はもう時季を過ぎましたが、桃は現在とても美しく咲いています。
また、そこから2,3分歩くと、立派な枝垂れ桜が大変美しく満開です。
桃園 色のコントラストが美しい!
京都で梅や桜は他にも美しい名所がたくさんありますが、桃は御所が一番ではないでしょうか。
濃い紅色と白のコントラストがとても美しいです。
たくさんの人が散歩に来られています。
観光客の方よりは、毎年地元の人が多く訪れている印象がありますが、ガイドさん付の外国人の老夫婦も見物にいらしていました。
まだ肌寒い梅の時季だともっと静かで散歩していると、鳥の鳴き声も聞こえて来るのですが、やはり3月後半ともなると観光客が多くなってきます。
子ども連れでお散歩するにもとても良い環境です。
蛤御門(はまぐりごもん)
蛤御門は、御所の西側の門で、烏丸上長者町と下長者町の間辺りにあります。
向かいの通りには、とらや一条店も近い場所です。
蛤御門は、1864年8月20日の蛤御門の変で、門の周辺が長州藩との激戦地となった場所で、現在でも門には鉄砲玉の跡が残っています。
少し前のNHK大河「花燃ゆ」でも、蛤御門の変で長州藩の来島又兵衛が戦死、主人公の夫・久坂玄瑞も自害した場面が描かれていましたね。
桃園・梅園は、蛤御門から入ると一番近いです。
枝垂れ桜の大木
青空の下、見事な枝垂れ桜です。
「御所の桜」といえば、今出川御門近く、近衛亭跡のこの枝垂れ桜のことです。
ソメイヨシノより早めに咲くので、今が満開です。
枝垂れ桜の周辺は、ベンチもあり、地元の人がよくお弁当を広げてお花見をしています。子どもが遊ぶにもとてもよい環境です。
同志社大学今出川キャンパスもお隣なので、4月、新入生を迎えるころになると、サークルのみんなでお弁当を持ってお花見をされています。
私も、学生時代は時々来ていました。懐かしいですね。
枝垂れ桜と桃とどちらも楽しむなら、今が一番!
毎年3月下旬が狙い目です。