京都の料亭でお食い初め式 どこでできるの?
赤ちゃんが誕生して生後100~120日に行うお食い初め式。
食べさせる(真似をする)順番や、食器選びが男女で違ったり、確認すべき作法があります。
娘が生後100日の当時(2016年夏)、
私は、家にある器を利用して、簡単に行おうと思っていたのですが、祖母がずっと行きたいと行っていた京都の平八茶屋でお食い初め式ができるとのことで、これを機会に家族で行ってみることにしました。
お食い初め式 食べる順番は?
お食い初め式とは、赤ちゃんが産まれてから100日~120日に行う儀式で、「歯固め」などとも呼ばれます。一生食べ物に困らないように、丈夫な歯が生えるように、と赤ちゃんの健康と幸せを願って行います。
実際に赤ちゃんが離乳食を食べ始める時よりもだいぶ前で、まだまだ母乳を飲んでいる時期かとは思いますので、食べる真似をさせ、ちょっと口につけてあげる儀式です。
お食い初め式の献立は?順番は?
赤飯にお吸い物、鯛、煮物、香の物、そして歯固め石です!
鯛はお頭付で、とてもおめでたいですね。
食べる順番は、ご飯、吸物、ご飯、魚、ご飯、吸物、ご飯、煮物、ご飯・・・で、ご飯や吸物を挟んで魚、煮物、酢物、香物をいただきます。
また、食べさせる人は、同席した同性の年長者が行うと良いとされています。
この順番については、平八茶屋では、女将さんがご指導をしてくださいますので、とても安心です。
https://www.heihachi.co.jp/okuizome/
お食い初め式の器は男女で違う!
写真は、女の子用なので、お椀は外が黒塗り、内が朱塗りです。
男の子の場合は、内外とも朱塗りになります。
平八茶屋さんといえば、タイムスリップしたような門構え
平八茶屋は、1576年創業の老舗で、麦とろ飯でもすごく有名です。
場所は、京都市左京区、周りには特に何もない場所ですが、車を降りて入店すると、門構えの素晴らしさに感動します。
写真がないのが残念ですが、自然豊かな、広いお庭を歩いていき、個室に到着します。
個室からの景色も、川の流れが美しいです。
大人のお料理も、見た目にも美しく、季節の野菜やお魚がたっぷりの懐石料理です。
昨年7月ごろに行ったのですが、天然ものの鮎も臭みが全くなく、とてもおいしくいただきました。
赤ちゃんがいても安心して行ける料亭
赤ちゃん連れだと、人混みは感染が気になったり、うるさくして周りに迷惑がかからないかなども気になったりで、外出は控えがちになります。
雰囲気の良いレストランも、赤ちゃん連れだと行けないことが多いですよね。
もちろん、普段は、基本お家が一番赤ちゃんにとっても良いと思いますが、お食い初め式など、特別な日には、お母さんも気分転換で外出や外食ができると、ホッとするのではないでしょうか。
平八茶屋さんでは、おむつや赤ちゃんのチェアまでご用意くださり、お食い初めについても丁寧にやり方を教えてくださったので、とても快適に過ごせました。
山ばな 平八茶屋
京都府京都市左京区山端川岸町8-1
TEL 075-781-5008
営業時間 11:30~21:30 (ランチ 11:30~15:00)
定休日 水曜日
ちなみに、茶道体験古都のお茶室も、貸切茶道体験は、赤ちゃん連れでも入室が可能です。ミルクのお湯の提供やジョイントマットの無料貸し出しもしております。
ご希望があれば、茶道体験+お食事も可能。ゆったりくつろいでいただけます。