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京都 五条坂陶器市と六道まいり この世とあの世の境界線へ

京都 五条坂陶器市と六道まいり この世とあの世の境界線へ

8月13日から16日はお盆ですが、京都では、その前の8月7日から10日に精霊をお迎えするための「六道まいり」という風習があります。京都では、「六道さん」と呼んで、六道珍皇寺にお参りするのです。

同時期に、五条坂では「陶器市」が開かれ、暑い中たくさんの人が掘り出し物を探しに来られています。

 

 

五条坂の陶器市

 

陶器市.JPG

朝の9時半ごろは、まだ開いていないお店もありましたが、日本各地の作家さんが陶器市を出されています。

抹茶茶碗よりは、日常遣いのお茶碗やお皿などが多いです。

陶器市2.JPG

陶器やガラスのペンダントなどアクセサリーを販売されている方も。

陶器に交じって、夏らしい籠バックやかき氷などの露店も出ていて、夏祭りのようです。

ただ、朝早くてもとても暑いので、「夜に来た方がよかったぁ。」と思ってしまいました。お昼間はさらに暑いので、日が落ちてから夕涼みに来た方が、ゆっくり見られるかもしれません。

陶器市3.JPG

京都五条坂陶器祭り 8月7日~10日 9時から夜10時

http://www.toukimaturi.gr.jp/

 

 

 

 

 

 六道まいり ご先祖様をお迎えに

 

六道珍皇寺

五条坂の陶器市からは徒歩7,8分ほど。

この辺りは「六道の辻」と呼ばれ、古く平安時代から「冥土への入り口」や境界線と考えられてきた場所であり、お盆前にはこちらに精霊をお迎えにお参りします。

 

六道の辻

「六道」とは、仏教の教義でいう地獄道(じごく)・餓鬼道(がき)・畜生道(ちくしょう)・修羅(阿修羅)道(しゅら)・人道(人間)・天道の六種の冥界をいい、人は因果応報(いんがおうほう)により、死後はこの六道を輪廻転生(りんねてんせい)する(生死を繰返しながら流転する)という。

引用:http://www.rokudou.jp/legend/

 

六道珍皇寺 高野槙.JPG

高野槙を買い、お迎えの鐘をつきます。この時期は大変な行列です。

六道珍皇寺 鐘.JPG

 

 

六道珍皇寺

京都市東山区大和大路通四条下る4丁目小松町595

 

 

 

 

 

 

 幽霊子育飴

 

幽霊子育飴

この辺りは、「六道の辻」と呼ばれ、子育て地蔵のある西福寺や、幽霊子育飴の伝説が残るみなとやさんもあります。

 

西福寺

「毎晩、若い女性が飴を買いに来たが、払われたお金は次の日には木の葉に変わっていた。調べてみると、数日前に亡くなった若い女性がいて、死後に生まれた子どものために、幽霊が飴を買いに来ていた。」

という伝説ですね。

あの「ゲゲゲの鬼太郎」発祥のきっかけとなった飴でもあります。

幽霊は幽霊でも、子どもに対する愛情にあふれるあたたかいお話ですよね。

 

昔、六道の辻が鳥辺野(とりべの)という埋葬地の入口であったことを想像すると、この世にいるのにあの世と対話してきたような、不思議な感覚になります。

 

西福寺

京都市東山区松原通大和大路東入ル西轆轤町81

 

幽霊子育飴 西福寺のお向かい

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