京都観光

京都の絶景スポット!抹茶のふるさと和束町とは?

京都の絶景スポット!抹茶のふるさと和束町とは?

京都の隠れた絶景スポット。抹茶のふるさと和束町

京都の「宇治茶」ブランドを支える茶畑は、茶源郷・和束町が大部分を占めるのをご存知でしょうか。

京都駅は、JRと奈良交通バスで、約1時間半。

バスから美しい山の風景を眺めつつ、さらに軽トラで山道を登り、茶畑にたどり着きます。

そこからは、まるで山に描いたアートのような、茶畑の美しい風景が広がっています。

京都の絶景スポットといえば、夜景などを思い浮かべる方が多いと思いますが、和束町の茶畑も、稀に見る京都の絶景の一つと言っても過言ではないでしょう!




 

 

お茶のふるさと 京都府和束町の茶畑

 

抹茶の産地としては、日本最大の京都・宇治。宇治茶の中でも、「和束茶」はその大部分を占めています。

「宇治茶」としてのブランドが有名ですが、和束町もそのブランドを支えているのです。

茶畑では、さみどり、宇治ひかり、ごこう、奥みどり・・といった様々な品種のお茶が育てられています。

なんと、20種類くらいあるのだとか!

種類によって、収穫の時期を少しずつずらし、収穫が一時に偏りすぎない工夫をされているそうです。

頂上の茶畑ほど、日当たりが良く、虫がつきにくく、良い品質のお茶になるそうですね。

こんなに急な斜面を登って行きます。スリル満点の山道です!

 

 

 

自然豊かな、茶源郷 和束町

険しい山道を登っていくと、美しい茶畑が広がっています。

こんな景色が見える、高い急斜面で、お茶が育っているのです。

よく見ると、茶畑は、緑色の部分、黒いシートがかかった部分、茶色の部分があります。

このそれぞれの茶畑のカラーの違いが、まるでアートのようです!

緑は、日光を浴びて育つ煎茶。

日光を遮るために黒いシートがかかっているのが、碾茶。つまり、抹茶になるお茶です。

抹茶を作るには、手間がよりかかっているのですね。

そして、茶色い部分は、1番茶の収穫後、2番茶を取らずに、来年の新茶の季節まで待っている部分になります。

お茶の専門店に行くと、抹茶にも様々な種類があり、値段も様々ですが、

それは、お茶の収穫時期・品種、そして色や香りによって、選別されるのだそうです。

収穫時期は、何といっても一番茶がベスト。5月頃です。

二番茶は、6月から7月にかけて摘み取られます。

ただ、毎年二番茶を採りつづけると、お茶の木が弱ることがあるため、一番茶のみしか採らないこともあったり。

碾茶を作るために日光を遮り続けても弱ることがあるため、一番茶は碾茶(抹茶)、二番茶は、日光を浴びさせて煎茶にすることもあるのだそうです。

同じ木から、煎茶も抹茶もできるのです。

これらのお茶栽培の判断は、農家さんの判断によって色々で、誰が作るかによって、味が変わるのだそうですよ。

奥が深いです!

 




 

 

摘み取られたお茶は、すぐに蒸される!ー碾茶工場見学

 

碾茶(抹茶の原料)にするためには、お茶の葉を摘み取ったら、すぐに工場へ運んで、蒸さなければなりません。

もし、1日ほったらかしにしておいたら、もう抹茶にはならず、紅茶になってしまいます。

抹茶の鮮やかな緑を作るためには、すぐに蒸すことが必要なのです。

蒸したら、散茶機で、葉っぱを開かせます。

そして、碾茶炉で乾かされます。レンガで囲われた碾茶炉の周りは、サウナのように暑かったです。

乾いたお茶の葉は、葉っぱと茎の部分が分離され、葉っぱの部分が碾茶となります。

碾茶完成!こちらを、石臼で挽いたら、抹茶のできあがりです。

 

 

茶畑ツアーや抹茶の品種の飲み比べができる! d:matchaさん

和束町は、茶畑だけではありません。「体験」を楽しめる場所やカフェもあります。

左から・・・さみどり、奥みどり、ごこう。

京都市内で売っている抹茶は、だいたいブレンドされている商品ですが、d:matchaさんは、生産農家であるため、

単一品種の抹茶の飲み比べができます。

この三種類の味は、はっきりと違いがわかって、こんなに違うのかとびっくり!

 

d:matcha 京都

http://www.dmatcha.com/

奈良交通バス・中和束駅前すぐ。JR加茂駅からバスが出ており、加茂駅から約20分です。

*D-matchaさんに、茶道体験古都のブログを見た!とお伝えくださいね。

 

 

 

茶畑ツアーの後は、京都市内で茶道体験を♪

 

和束町で、茶畑を見て、お茶のふるさとを知ったら、京都市内でも、茶道体験してみませんか。

茶道体験古都は、金閣寺から徒歩1分です。

初心者の方や、外国人のお客様にお越しいただいておりますので、お気軽にお越しください。



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