京都 梨木神社の萩まつりとは?開催はいつ?
毎年、9月の第四週目の週末には、京都の御所の東側にある梨木神社で「萩まつり」が開催されます。
今日は、あいにくの雨でしたが、舞台では日舞の奉納などが行われ、茶席も設けられていました。
私は、高校生の時に一度訪れて以来、二度目の参加です。
梨木神社の萩まつり
今年は、あいにくの雨のせいか、夏があまりに暑かったせいか、例年よりも萩の花が咲いていないように思いました。
萩にちなんだお歌がかかれた短冊も、いつもより少なめのようですが、お祭りの雰囲気を盛り上げてくれています。
高校3年生の時に、はじめて来た萩まつり。
その時、高校1年時の担任の先生で、既に定年退職されていた方と、偶然再会したのを覚えています。
当時は、お元気にボランティア活動などされて、退職後の生活を楽しんでおられるようでしたが、1年ほど前にお亡くなり、萩まつりが先生にお会いした最後となってしまいました。
日舞の奉納
9月第四日曜日の本日は、午前中に萩まつりの神事が行われ、池坊華道の献華式もあったようです。
午後からは、子どもたちの日舞の奉納もされていました。
きもの姿がかわいらしいですね。
お囃子の音が、神社を出てからもしばらく聞こえており、雨の中も華やかな気持ちにさせてもらえました。
萩まつり 茶席
毎月、染井会による月釜も開催されている梨木神社ですが、
今日はお祭りなので、もっと気軽に入れるお席で、抹茶の点て出しサービス形式のお茶席が設けられていました。
長板総飾りで、四君子の水差し、紅葉のお茶碗、釜は富士釜、秋草の棗・・
華やかな秋の取り合わせを拝見させていただきました。
お祭り期間中は、お点前はないお席ですが、しつらえは十分楽しませていただけます。
鶴屋吉信さんの「こぼれ萩」もおいしくいただきました。
今年はまだ満開ではない萩も、お菓子の御銘を聞いていただいたら、満開の萩を想像できますね。
萩まつりは、明日19日まで開催されています。
京舞や狂言が奉納される予定のようです。