京都 北野天満宮の梅花祭 毎年行列です
毎年、2月25日は、北野天満宮で梅花祭が開かれます。
2月25日は、年によっては、梅はまだ咲き始めの場合もありますが、境内入ってすぐのところは、わりと開花が早いので、美しい梅を見ることができるでしょう。
25日は縁日でもあり、屋台も出てにぎやかになります。北野天満宮のカステラは有名ですよね。
しかし、2月25日の梅花祭は、屋台より何より、上七軒の芸技さん&舞妓さんによるお茶席が何といっても、大人気!!
最近では、外国人観光客の方も多く、参道まで長い行列ができるほどの人気になっています。
年々、行列が長くなっているような気がするのは、私だけでしょうか・・・。
全国的にも有名になっている梅花祭
朝10時スタートのお席は、開始時刻に行くとすごい行列ができていました。1時間は待たないといけないと言われましたが、そんなに待つことなく、20分くらいだったかなと思います。
(注意:2017年2月25日は、少し遅れていくと、もうすごい行列ができていたので、お茶席を諦めざるを得ませんでした。
早め早めに、並ぶことをおすすめします!)
梅がほころぶ早春とはいえ、まだとても寒いので、あったかくして行ったほうがいいです。
外国人観光客や、京都のお土産を手に下げながら並ばれている方も多く、梅花祭が全国的にも有名になっているようです。
毎年、テレビで放送もしていますからね。
今年も、テレビ局の取材の方も野点席の舞妓さんを撮影に来られていました。
上七軒の芸技さん・舞妓さんにによる、華やかな野点席
お茶席は、野点席と座席があり、どちらか一つを選んで入ります。
お菓子は、野外で先に配られました。鶴屋吉信さんのお菓子です。
とてもかわいい梅の主菓子に、小さな赤い梅の干菓子もついています。
こちらも、いただいたお干菓子。
写真を撮りたくなりますが、お茶席なので、控えめに撮影しなければなりません。
写真ではお伝えしきれませんが、芸妓さん、舞妓さんのお着物や御髪はとっても華やかでした。
普段、上七軒を歩いてもなかなかお見かけすることはないので、こんなにたくさんの芸妓さんがいらっしゃったんだな、と感心しました。
知新棚の立礼席
本日の野点席は、裏千家・鵬雲斎大宗匠のお好みの知新棚でした。
知新棚は、薄茶席のみに使えるもので、よく野点の立礼席に登場します。
春秋棚や御園棚のように銀杏や七宝の透かしの模様が入っていないので、すっきりとしたデザインです。
お水差しや赤楽の茶碗が映えていました。
野点の立礼席だけでも、行くところ行くところで、違う種類の棚を使っておられるので、実物を拝見するのを楽しみにしています。
満開の梅と綺麗な芸妓さん、舞妓さんに囲まれ、華やかなお茶席でした!
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